会社紹介

サービスの基本構想

■□東京都地域中小企業応援ファンド助成対象事業採択事業□■
同事業については、 こちらへ
  高齢者の社会的孤立化を防止し、地域の中でより安心して生活していくことができるよう、ICT(Information and Communication Technology)機器を利用したコ ミュニケーションシステムとサポーター(個々の高齢者に対応する中高年者)との連携による、高齢者のコミュニケーション支援サービスを提供します。
従来から、IT装置の導入を主眼にした”システム”による”見守り”に重点が置かれがちでした。
しかし、装置やネットワークで結ぶだけでは、利用の活性化は難しいことはすでに多くの事例が示しています。
本事業は、視点を180℃転換して、利用される方のコミュニケーションを促進する人のネットワーク作りを主眼とし、ITシステムはあくまでも、人を結ぶ有効な手段の一つという位置づけで、地域社会の総合的なコミュニケーションの促進に貢献できる”人とシステム”が融合したサービスを開拓してまいります。
サポーターには、退職後に地域社会での活躍が期待される(パソコンスキルを有した)団塊の世代の人々等があたり、地域活動への参加を促進するとともに、地域社会の支え合い機能を強化する”人のネットワーク”づくりに邁進しております。
また、本事業では利用者宅の設置地域が特定できるというメリットを生かし、現代の棒手振りという役割も期待できます。つまり地域商店街へのオンライン注文と同日配送を通じて、地域商店街活性化と高齢化に伴う”買い物難民”という課題の解決にも貢献したいと考えています。
容易に変更できるプログラム機能を生かし、血圧計、歩数計、心電計などのデータを送信するホーム端末としての機能もあり、地域医療連携の情報化にも貢献できます。

概要

ICT(Information and Communication Technology)機器を利用したコミュニケーションシステムと高齢者個別に対応するサポーター(中高年者)の連携によって高齢者のコミュニケーションを支援するサービスです。
  • 一人暮らしあるいは夫婦のみ世帯の高齢者が、コミュニケーションシステムを使って、別居の家族、友人・知人、地域の行政やNPOなどメールやSkype(テレビ電話)という双方向のコミュニケーションをすることで、孤立化するリスクを軽減するだけでなく、イキイキとした日常生活を送ることができるようにサポートするサービスである。
  • ICT機器は、パソコンを意識させない薄型テレビのような一体型液晶タッチパネルパソコン(Webカメラ・マイク付き)を用いる。マウスやキーボードを使わず、タッチパネルからのボタン操作・パネルへの直接手書き文字や絵といった容易かつ自然に操作できる、“使いやすい”インターフェイスのコミュニケーションシステムである。
コミュニケーションシステムでは次のようなメニューを提供します。コンテンツは、Web対応とコミュニケーション装置独自のプログラムが連動するため、地域の特性やニーズに応じて自由自在に変更できます。
システムのご紹介はこちらへ
  • コミュニケーションサービス:手書きメール(タッチパネルに書いた手書きメールをイメージで送信)、テレビ電話(Skypeのカスタマイズ)、電話(IP電話・携帯電話・固定電話との通話)、手書きファクシミリ
  • 安心生活支援サービス:安否確認(今日の予定とした連絡を、指定した時間に読み上げ、応答を確認して返信)
  • アクティビティサービス:手書きメモ(タッチパネル上で日記や絵手紙を書いて保存)、今のアルバム(デジカメなどで撮影した写真を年代順に整理して掲載、手書き機能でコメントもかける)、思い出のアルバム(昔の写真をデジタル化して一覧表示、手書き機能でコメントもかける)、自分史作成(自分史フォーマットに添って自身で思い出のアルバムを使いながら自分史を手書き機能で作成)
  • 情報収集支援サービス:手書きでき自由に送れる地図利用、自治体ニュース(自治体からのRSS情報表示)、天気予報
  • 地域商店街からのセールや商品情報の配信と、商品の手書き注文
運用のための人のネットワーク作りは、一般社団法人シニア社会学会のご支援とご協力を受けながら一歩づつ進めてまいります。一般社団法人シニア社会学会のご紹介はこちらへ
  • 運用にあたっては、高齢者個別に対応するサポーター(中高年者)による、操作の相談、電話番号やメールアドレスの管理、画像のアップロードといった人が介したサポートを行う。
  • 今後大量に退職する団塊の世代は、パソコンスキルを有している。サポーターという活動は、これらの方々の地域活動参加の足がかりとしても有効になる。地域社会で活躍が期待される団塊の世代や元気な高齢者が、サポーター(中高年者)となることで、希薄になっている地域社会の支え合い機能の強化につなげられる。
  • パソコン利用者の心的障壁となる“初期設定“”障害対応“”意味のわからない画面表示に対する恐怖感“をなくすため、セットアップ済みの出荷およびリモートでの完全メンテナンスを実現する。
  • 特に、連絡先の登録や写真アルバムへの画像登録など、”難しい”と思われる可能性のある操作は、すべて、運用事務局とサポータの連携で行ってしまいます。


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